今日から『謎のシリカシンター追究blog』としてスタートしました。

マイクロスコープでシリカシンターを見る実験については、最下段に記してあります。




<<シリカシンターとは>>

シリカシンターとは、またの名を『ケイ素溶出焼石』ともいい、公式の販売店などでは、「水溶性ケイ素の約1/300の安さ 150mg/Lの高濃度のケイ素水を1リットル分が⇒僅か3円以下の格安で すぐに作れて飲める ケイ素溶出セラミック 」として販売されています。

これに加え、Amazonなどでは浄水器・整水器としても販売されている模様。



<<シリカシンターの機能・特徴>>

①ペットボトルに300g投入後、水道水を入れ一晩置けば、翌朝には、150㎎/Lの高濃度のシリカ含有のミネラルウォーターが飲める。

②1度購入すれば、約150㎎/Lの高濃度のケイ素水「1リットル」を毎日飲み続けても 6年9か月 も飲める。

③一晩置くと、政府公認の希少湧き水と同じレベルの酸化還元電位になる残留塩素化合物も消え安心で体にも良い水が飲める。(シリカシンター300gで1リットルの水道水が12時間でORP酸化還元電位=125mV、アルカリ度pH=7.85の美味しくて体に良い水が出来る。)

④「水道水のカルキ=塩素分」は、たったの約5分で消滅

※出典先はこちら
http://www.powersilex-shop.com/shopdetail/000000000014/




<<実験と結果>>

上記、シリカシンターの機能・特徴のところで書いた③と④の実験を実際にやってみました。

まず、③の「
シリカシンター300gで1リットルの水道水が12時間でORP酸化還元電位=125mV」の水が出来るのかどうかの実験ですが、計2回ほどやって、以下のような結果となりました。


◆2018年10月22日
※水道水のORP(酸化還元電位):(+622)
※約18時間後の水道水のORP(酸化還元電位):(+283)

シリカシンターの入った容器(2リットルの容器)に水道水を1リットル入れ、何度か振り、そうすると水が白く濁りだし、これで約18時間放置。 結果は、(+283)

約18時間で339ほど数値が下がりましたが、12時間で125mVという数値には到達せず。



◆2018年10月23日

※水道水のORP(酸化還元電位):(+545)
※約16時間後の水道水のORP(酸化還元電位):(+379)

シリカシンターの入った容器(2リットルの容器)に水道水を1リットル入れ、何度か振り、そうすると水が白く濁りだし、これで約16時間放置。 結果は、(+379)
約16時間で166ほど数値が下がりましたが、12時間で125mVという数値には到達せず。




④の『「水道水のカルキ=塩素分」は、たったの約5分で消滅』というものですが、これも一度、DPD試薬を使用して行ったところ、約12時間経ったシリカシンター水でしたが、水の色は薄っすらピンク色を示しました。(水道水の塩素(多分、結合残留塩素だと思います)が残っている場合、ピンク色になり、消滅した場合、透明になる)



<<疑問と驚き>>

このように、何故か販売店が広告している様にはならず、何か実験のやり方に問題があるのか?と自問自答をしていたところ・・・


⑨SSは、カルキを分解すると明記している


特に、5分でカルキ(塩素分)が消えるという件で、上記Twitterの人は、シリカシンターはカルキ(次亜塩素酸カルシウム、又は次亜塩素酸ナトリウム)を分解し消滅させ、塩素は分解しないというようなツイートをされていました。

このツイートをされている人物は、シリカシンター等の商品の使用者で紹介者という、単なるシリカシンターの消費者で、これをこよなく愛する愛好家と思いきや(自称していた)、ある時は、シリカシンターの開発に携わったとか、人の店の商品を他のユーザーに賞品としてあげるなどとTwitterでつぶやき、まるで販売店の関係者とも思うような発言をされている。

また、この人物には、他にいろいろと問題となるツイートもありますが、この件については後日、ブログに記していきます。


驚いたのは、「水道水の塩素も体に必要なので飲め」と主張。
いったいこれはどういうことなのか?

そもそも、カルキ等は水道水に入れると時間が経つにつれて自然に分解していくものと聞いています。わざわざシリカシンターで消す意味があるのか?という疑問が湧く。


最も問題のなのは、カルキ等の成分が水の中の物質と反応して、身体に害となる塩素ガスを発生させ、この塩素をどうにかしたくて世間の皆さまは苦労されていると思います。
それを体に必要なので飲め、というのはどうも納得がいきません。

そもそも、自ら単なる使用者で紹介者を自称しているこの人物が、まるでシリカシンターの開発者かのような、しかも上目線の口汚い言葉でシリカシンターの説明をやり出した事にも驚きました。




<<マイクロスコープでシリカシンターを見る>>


大変、長らくお待たせいたしました。
前置きが長くなりましたが、やっと本題となります。


マイクロスコープでシリカシンターを見るという実験をやって、その模様を動画にしてアップ。


なぜ、このような実験をしようと思ったか、
まず、シリカシンターの上記実験をやり広告通りにはならない、単なる消費者で紹介者(愛好家)と自称する一方で、言動が販売店関係者かのような、謎の人物の言い分がどうも奇妙でおかしいのです。

しかも、製品のラベルの原料のところには『アルミノケイ酸塩』としか表示されておらず、このアルミノケイ酸塩にも幾つか種類があるようで、ある一部のユーザーの間では、同じアルミノケイ酸塩の一種であるゼオライトではないか?という噂が出た。

しかし、何故か単なる使用者(愛好家)で紹介者を自称したはずの人物が、まるで原料が何であるかを詳細に知っているかのように否定しだした。


では、原料はなんだ?と質問をしても拒否!


このように、あらゆる面で奇妙且つ不思議な事象や言動が存在するため、この際、自分で出来ることをやって少しずつでも実態を掴んでいこうと思い、まず、シリカシンター(鉱物)をマイクロスコープで観察し、どのようなものかをまず把握しようと思いやってみました。


これが、マイクロスコープで見たシリカシンターです。





動画のシリカシンター(ケイ素溶出焼石・セラミック)は、購入して約3週間弱のものですが、現在は一切使用するのをやめています。(いろいろと問題が噴出したため)

見たところ、【ライトグリーン】【ライトグレー】【焦げ茶色】と三色の石があり、特にライトグレーの石は表面に黒い点が無数にあるように見えます。


あと、ライトグリーンの石には黒い点はほとんど見られず、表面は、ライトグレーの石よりも凹凸が激しいように見えます。


疑問なのは、石が高温の熱で焼かれてあり、全ての石が焦げ茶色になっているわけではなく、全く高温熱の影響をうけていないかのような石や、グレーとかグリーンがかった石もあるのはなぜか?

これは単一の鉱物としてはありえない現象だと思いますが、アルミノケイ酸塩でも、種類の違う石3種類を混ぜてシリカシンターとしているのではないか、と推測しました。



これはあくまでも実験を通して出た推測でしかありませんが、問題は、使われている鉱物が何であるかということです。

この問題の答えを導き出すのは相当、難しい状況ですが、現在、ある方法を通して原料が何であるかを知ることができるかもしれない方法を一つ考えてありますので、後日、ブログで紹介していこうと思います。



以上、今回はこれで終わります。
長文且つ駄文で失礼いたしました。

記事をお読みなって頂き有難うございました。