謎のシリカシンター追究blog

シリカシンター(ケイ素溶出焼石:セラミック)と言われる、一応浄水が目的の小さな鉱物、しかし、水道水の塩素は除去できないという浄水装置としては問題ではないか?という、他謎だらけのシリカシンターについて追究していくブログです。

2019年04月


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※シリカシンターについての説明は、こちらの記事をご覧ください。





序文


今回、あるケイ素や鉱物等に精通された専門家の方によって行われた分析によって、シリカシンターの成分(原料)が天然のゼオライト(主成分はモルデン沸石:モルデナイト)であることが判明し、尚且つ、石英(二酸化ケイ素からなる物質)もかなりの量が含まれていることがわかり、この石英によって珪肺という肺疾患に罹患するおそれ(その他の疾患も含め)を周知し、警鐘を鳴らす為に動画とこの記事を作成しました。


※分析によって、シリカシンターの原料がなんであるかをまとめた記事はこちら

【シリカシンター・アルミノケイ酸塩焼石の正体】天然ゼオライトです!(主成分はモルデナイト:モルデン沸石)http://s7ayy5001.livedoor.blog/archives/16662145.html




【珪肺・癌にご用心!】シリカシンター(アルミノケイ酸塩焼石、原料は天然ゼオライト)は本当に安全な健康食品なのか?




【珪肺・癌にご用心!】シリカシンター(アルミノケイ酸塩焼石、原料は天然ゼオライト)は本当に安全な健康食品なのか? YouTubeのアドレスはこちら⇒ https://www.youtube.com/watch?v=ZZWTTysOjuk


以下、作成した動画の内容を、ほぼそのまま転載して記事を書きましたので、宜しくお願いいたします★

(転載ここから)

<<動画作成と周知の目的>>
巷で販売されているシリカシンター(アルミノケイ酸塩焼石/ケイ素溶出セラミック)、他製品に関し、これらを使用する事で起こると推測される珪肺などの肺疾患、他疾患等の被害を防止するのが目的であり、企業の利益損失を狙ったものでは決してありません。


<<シリカシンターについて>>
シリカシンターとは『水溶性ケイ素の約1/300の安さ 150mg/Lの高濃度のケイ素水を1リットル分が⇒僅か3円以下の格安で 1袋で6年以上飲める 珪素溶出セラミック(◆100均などで販売されている『ゼオライト』ではありません。)《★説明書は、画像の商品袋に在中!》』と広告され販売されています。 ペットボトルに300g豆乳後、水道水を入れ一晩置けば、翌朝には150mg/1リットルの高濃度のシリカ含有ミネラルウォーターが飲めるというものです。

シリカシンターの販売時期は、2017年の8月ごろのようですが、製造会社のサイトには次のように掲載されてあります。『2016年4月で「水溶性ケイ素を販売停止し、ケイ素の構造が単なる平面構造ではなく天然の立体構造であることに重点を置き、水溶性ケイ素を実際に使用する時と同じ濃度かそれ以上の濃度のケイ素が溶け出すセラミックと、その関連商品を2017年8月から販売することになりました


<<謎に包まれていたシリカシンターの原料、その正体とは>>
さて、シリカシンターが販売開始されてから長らく、その具体的な原料が何であるか不明な状態でしたが(メーカーや販社はアルミノケイ酸塩焼石としか表示せず、具体的な鉱物名は非開示)、2019年3月の中頃あたりで、このシリカシンターをTwitter等を使用し紹介活動のような事を行っている自称紹介者【今後の行方さん】(ツイッター上のアカウント名)他関係者とみられる方と、ケイ素や鉱物に精通された専門家の方と原料等に関する討論がネット上で行われ、結果、ゼオライト沸石)であることが明らかにされました。

しかし、ケイ素や鉱物に大変精通された専門家の方により、原料がゼオライトであることを明らかにされても尚、否定し続けた自称紹介者の『今後の行方さん』ですが、因みにこの方、シリカシンター製造、販売会社とは無関係で、一般消費者であり使用者、そして心底シリカシンターに惚れ込み、ツイッターを介して紹介する自称紹介者のようです。 製造、販売会社の関係者が否定するのならまだしも、無関係である人物が否定するというのは全くおかしな話ですが、もっとおかしいのは、ある日、ツイッターでシリカシンターの原料は『アルミノケイ酸ナトリウム』であるということを伝えていたのです。

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アルミノケイ酸ナトリウム』というのは、アルミノケイ酸塩の一種、もう少し具体的に説明いたしますと、これはアルミニウムとケイ素と酸素(他物質も混じっている)を主成分とする物質のことで、この中にアルミノケイ酸ナトリウムという種類が存在し、いわば『組成の化学的な名付けかた』のことのようです。 しかし、このアルミノケイ酸ナトリウムですが、現状、厚生労働省は食品添加物として認可しておらず、使用不可という状況の物質でもあります。

また、欧米で抗癌剤が禁止され、アルミノケイ酸ナトリウムが治療薬として使用されていると、自称紹介者【今後の行方さん】は伝えておられますが、しかしアメリカに関して言えば、アメリカ食品医薬品局(アメリカ合衆国保健福祉省配下の政府機関 FDA)は、逆に抗癌剤の認可を積極的に行っており、推進している立場でもありますので抗癌剤を禁止しているという主張は間違いです。 また、アルミノケイ酸ナトリウムが癌の治療薬となっているという情報は一切みつかりません。もしこれが本当なら、日本にも情報は入って来るはずでしょう。

(参考)
「アメリカで抗がん剤は使われていない」という嘘について
http://satoru-blog.com/archives/326



このように、自称紹介者さんが伝える原料に関する情報には、不可解な点が多すぎます。ですから、眉唾物の話として受け止めていたのですが・・・ 極最近(2019年4月25日ごろ)になって、先にお伝えしたケイ素や鉱物等に大変精通された専門家の方が、精密な機械(粉末X線回析)によってシリカシンターの素性を分析し、その成分が何であるかをツイッターを通して公表されていたのです。 その成分というのは、当初、討論によって明かされた、まさにゼオライトだったのです。(具体的には、モルデン沸石<モルデナイト>というものです。)

シリカシンターの正体1
(出典先)https://twitter.com/fluor_doublet/status/1120981912057573376

シリカシンターの正体2
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シリカシンターの正体3
シリカシンターの正体4


自称紹介者【今後の行方さん】のお話が仮に本当なら、シリカシンターというのは、アルミノケイ酸塩の一種であるアルミノケイ酸ナトリウムであり、その構造的な視点からいうとゼオライトであるということになります。(構造的にゼオライトであることは確実です。) また、粉末X線回析によって分析した結果、モルデン沸石(主成分)の他に石英という二酸化ケイ素からなる鉱物もかなりの量が含まれているということを明らかにされています。しかし、この石英には問題があり、この粉塵吸入が原因で珪肺という肺疾患を伴い、喘息、呼吸困難に陥る危険性が知られています。

これは、今後氏の最後の良心。
ジョーク商品ならともかく、健康食品的な鳴り物を含ませると、
(出典先)
https://twitter.com/fluor_doublet/status/1122302591885438976


このように、ゼオライトであると実務的に明らかにされた専門家の方は、珪肺に罹患する可能性を伝え警鐘を鳴らしておられます。 ネットでシリカシンターに関する情報を見ていると、例えば、某販売会社のサイトに掲載されている消費者からの投函に、加湿器に入れて使用しているというのを見かけた事があります。(他、ブログに書かれている方もおられます) 専門家の方は、シリカシンター(ゼオライト)を粉末にした商品(シリカシンターパウダー)について警鐘を鳴らしておられますが、シリカシンターについても質問をさせて頂いたところ、次のようなお答えをいただきました。

シリカシンターで作る【ケイ素水】はどうでしょうか?
(出典先)https://twitter.com/JxhkHps5WiQmNQy/status/1122343239804051456

飲むのはそんなに問題ないです。
(出典先)https://twitter.com/fluor_doublet/status/1122343601655037952


シリカシンター(鉱物を砕いた細かな石状のもの)の場合、これを水に浸けて作られた、いわゆるケイ素水として飲む分には珪肺の問題はないそうですが、粉塵として吸入し肺に入れることが問題であり、加湿器にシリカシンター水を入れて使用するというのは危険性がかなり高いと思われます。 また、某販売会社が作成した動画では、シリカシンターパウダーの使用方法として様々なお料理にシリカシンターパウダー(SSP)を振りかけて戴く方法が紹介されていますが、これについても質問をしたところ、粉の舞い上がったのを吸い込むのは避けたいところです。」とのお答えをいただきました。

シリカシンター粉(SSP)の使い方 その2【料理編】1
(出典先)https://www.youtube.com/watch?v=K6ZdOjFkZC0

シリカシンター粉(SSP)の使い方 その2【料理編】2
シリカシンター粉(SSP)の使い方 その2【料理編】3
これ、先生が警鐘を鳴らされているシリカシンターパウダー
(出典先)https://twitter.com/JxhkHps5WiQmNQy/status/1122347905904283654

粉の舞い上がったのを吸い込むのは避けたいところです。
(出典先)https://twitter.com/fluor_doublet/status/1122348666117771266

つまり、吸入により肺に入れるのは危険で、飲食をする分には問題はないということのようですが、特にシリカシンターパウダー(SSP)の使用の際は、粉を吸入しないよう十分注意する必要があります。 お気軽に使用できるものでは決してないようです。 また、嚥下機能が低下した方や障害のある方は、食べ物が誤って気道に入ってしまい、これが原因で珪肺を起こしたりする可能性もあると思います。 特に嚥下機能が低下しやすい高齢者の方々は、ご注意ください。 また、乳幼児や幼児にも食べさせたり、飲ませる際には注意が必要ですし、手の届かないところに保管しておく必要があると思います。


<<鉱物のケイ素と癌について>>
また、シリカシンターの原料といわれるゼオライトのような鉱物に含まれるケイ素は結晶性といわれ、水に溶けない、身体にもほとんど吸収されないものですが、この結晶性ケイ素には発癌性があると、WHO(世界保健機構)の下部機関であるJARC(国際がん研究機関)が評価したという情報もあります。前述したシリカシンターの細かな粉を吸入することによって起こる珪肺、そして結晶性ケイ素による発癌、どちらも極めて命の危険性を伴う大きな疾患。取扱いに重ね、安心安全な健康食品とは言い難いものだと思います。

(参考)
【天然ゼオライトの物性】ゼオライトは、結晶性のアルミノケイ酸塩であり、シリコン、アルミニウム、酸素の骨格と、イオン交換可能なナトリウム、カリウム、カルシウム、鉄等のプラスイオンから形成されています。(天然ゼオライトとは?/株式会社シンセイより)
http://sinsei-zeolite.co.jp/zeolight/index.html

落ちない砂から発がん性物質!結晶性シリカって危険なの?反応まとめ
https://sportsflyhigh.com/not-falling-sand-contain-dangerous-crystalline-silica/


合格お守りに発がん性物質「結晶性シリカ」、神戸電鉄が確認せず配布(産経:2018.1.11 11:20より)https://www.sankei.com/west/news/180111/wst1801110052-n1.html


<<厚生労働省はゼオライトを食品として認可していない>>
某販売サイトの広告に『原料は、厚生労働省が飲食を認める安全な食べられる成分『アルミノケイ酸塩』という天然鉱物です!」とあるのですが、シリカシンターの原料であるゼオライトは、製造用剤(食品添加物)として認可されているものであり、使用基準として『食品の製造又は加工上必要不可欠な場合以外は食品に使用してはならない。食品の 0.50%(チューインガムにタルクのみを使用する場合には,5.0%)以下でなければならない。※他の不溶性鉱物と併用する場合はその合計値』と検討するという資料が存在します。

アルミニウムを含有する添加物への対応について1
(出典先)アルミニウムを含有する添加物への対応について - 厚生労働省

アルミニウムを含有する添加物への対応について①


シリカシンターの原料であるゼオライトは、アルミニウムを含有していますが、自称紹介者 今後の行方さんが主張するアルミノケイ酸ナトリウムにもアルミニウムが含有されており、多分、厚生労働省の資料だと思われますが、アルミニウムを含む食品添加物への対応として先に紹介した規制を検討。 つまり、飲食が認められた安全な成分として、健康食品というカテゴリーで販売するようなものではないようです。 しかし、アルミニウムの危険性を指摘すると、自称紹介者の今後の行方さんは、厚生労働省もアルミ業界も危険ではないと公表していると、何故か紹介者でしかないにも関わらず必死で抗弁・・・

(参考)
アルミニウムの有毒性

アルツハイマー症患者の脳に大量のアルミニウム沈着

アルミニウムの神経性毒は、多くの動物実験等でも証明

アルミが溶け出す炭酸や果汁入アルミ缶飲料に注意

最大のアルミ汚染の盲点は、市販胃腸薬


さて、シリカシンターは本当に安全な健康食品なのか?と問われれば、扱いに十分注意し、過度の飲食を避け、少しだけ嗜む程度なら問題はないだろうと、素人判断ながら思うところですが、現在、某販売店で紹介されている使用方法などからすると、特に身体機能が未熟な幼児や幼い子供、また機能の低下したご高齢の方々や病弱な方は避けられた方が賢明かと思われます。 そもそも、珪肺や発癌が指摘されている上に、厚生労働省が厳しい規制をかけようとしている鉱物丸ごと使用して、健康食品として売り出すこと自体問題であると言えるでしょう。

(転載ここまで)




まとめ



★シリカシンター対する読者の大いなる勘違いの解説
#シリカシンター は薬でもサプリでもないのです。

天然の鉱物(アルミノケイ酸塩=ゼオライト)から、ケイ素は水に溶けないし、身体への吸収もほぼなく、ケイ素による健康効果は見込めないと指摘され、どうやってシリカシンターを売り込むか考えあぐねた挙句の「ニュートリノ」「常温核融合」で人間の細胞を活性化させたり、放射性物質を別の安全な物質にするという、アクロバティック・シリカシンターあげあげ口上に移行したのだと思います。(あくまでも推測)

ニュートリノだとか、常温核融合だとか、超アクロバティック・シリカシンターあげあげ口上を鵜呑みにすると、酷い目にあいます!

専門家の方によってシリカシンターの分析をされなければ、珪肺を引き起こす石英がかなりの量を含まれているという事もわからなかったでしょう。 また、ゼオライトなどのような鉱物に含まれる結晶性のケイ素には発癌性があると国連の機関が指摘! アルミニウムの問題もあります!! 健康食品どころか、人を地獄に突き落とすとんでもないものだとわかりました。



ここで少々、反省をしておかなければならないと思ったのは、もっと徹底してシリカシンターを否定し、口に入れるようなものではない!! 絶対に食べるな!飲むな!と警告して動画作成するべきだったこと。

というのは、私自身、経験しているから言える事ですが、シリカシンターで作ったシリカシンター水って、結構、甘味があって、なんとなくクセになる味だったのです。(感じ方には個人差があると思いますが)

具体的に言うと、玄米とお水で作る、植物性の乳酸菌が沢山含まれる【酵素水】に似た、ちょっとクセはあるけど甘い味。どことなくこれに似た味で、ハマる人はハマるだろうと思えるような味。

ハマってやめられなくなる人も、相当数、存在するのではないか?と個人的に思うところですが、だから、警鐘を鳴らすのならもっと白黒ハッキリさせるべきだったと、今回、反省しました。



今回、最後に言いたいことは、現在、シリカシンター等の飲食を続けておられる方、お願いですから、健康食品として口に入れるようなものではないので、即刻、使用を中止してください。 もし、クセになってやめれそうにない場合、なんとかやめる努力をしてください。

幼児や子供、お年寄りの方、それから動物に与えるなんてもってのほかです! 絶対に食品として与えてはならないものです


動画では、少し嗜む程度なら問題ないだろうと、自分の素人考えを含ませましたが、後になって間違いだと気づきました! 一切、口に含むな!!ということです。


ということで、今回はここまでとなります。
今日もお読み頂きまして、有難うございました。




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※シリカシンターについての説明は、こちらの記事をご覧ください。





序文


今回、あるケイ素や鉱物等に詳しい専門家の方によって行われた分析によって、シリカシンターの成分(原料)がなんであるかが判明しましたので、このブログからお伝えします。


今後の行方 シリカシンターゼオライト説を否定①

シリカシンターとゼオライトの違い
(出典先)シリカシンターは、100円ショップやホームセンターのゼオライトとは違う!
https://blog.goo.ne.jp/yamada-silica02/e/4dda89c99fe9161a673f7a4488718872


これまで、シリカシンターの外形が100円ショップとかホームセンターにて安価で販売されているゼオライトに似ていることから、「シリカシンターはゼオライトではないか?」という【噂】が飛び交っていました。

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しかし、シリカシンター製造会社や販売会社とは関係はなく、シリカシンターに心底惚れ込み、日本で最初にツイッター等で紹介したと自称する、シリカシンター紹介者【
今後の行方】氏や、関係者?とみられる方のブログでは、シリカシンターは、100円ショップやホームセンターのゼオライトとは違うんだ!!というような主張をされています。


そもそも、自称、製造・販売会社とは関係ない、単なる紹介者だと主張する立場でしかない人たちが否定したとしても、全くと言って良いほど信憑性もありませんが、じゃあ、本当の原料はなんなんだ!?と問うても明らかにしない。 アルミノケイ酸塩だと、素人にはほとんど理解できない物質名しか言わない。

アルミノケイ酸塩と一口に言っても、様々な種類の鉱物が存在するので、やはり口に入れる物ですし(一応、天然の鉱物ですが、食品グレードとして販売されている)、どのような鉱物なのかハッキリさせなければ、不安でしかたがない。

そこで以前から、シリカシンターの原料(成分)とは、なんぞや!?ということで、あらゆる専門のところへ分析の依頼しようと相談したり(結局、なぜか全てお断りされる)、自分なりに調べてはいましたが、素人ゆえに限界があり、なかなか突き止められない。(途中で、【今後の行方氏】がアルミノケイ酸ナトリウムであることをツイッターで公表しましたが、これも信憑性がないと思い、ほとんど関心はなかった。


しかし、そうこうしているうちに、今回、思わぬ転機(おおげさ?)が訪れる! ケイ素や鉱物等に詳しい専門家の方が、精密な機械でシリカシンターを分析し、ツイッターで公表されておられたのです。

そして、「シリカシンターは、100円ショップやホームセンターのゼオライトとは違う」という抗弁は、打ち砕かれてしまうことになったようです。




シリカシンター・アルミノケイ酸塩焼石の成分は、天然ゼオライト(モルデン沸石を主体とする沸石岩)


シリカシンターの素性を、粉末X線回折で分析した(成分等の分析)方のツイートを見つけましたので、コメント(文章)と画像を掲載させて頂きました。


(転載ここから)

さて、「シリカシンター」と呼ばれる商品が出回ってます。これがなんなのか、販売元は非開示ですが食品衛生法認可だと言うのですが、素性がよくわからず、口に入るものなので不安が募ります。そこで粉末X線回折実験で、このものの結晶性成分を調べてみますと・・・。 #シリカシンター
(出典先)
https://twitter.com/fluor_doublet/status/1120981912057573376



こんな感じ。ごりごりします。
こんな感じ。ごりごりします。2
(出典先)https://twitter.com/fluor_doublet/status/1120982660589899776


粉末X線回折パターンを取り、既存データベースから照合しますと、、、。うん、大部分はモルデン沸石(モルデナイト)に合致しますね。クリノプチロル沸石も少しいるかな?少量の不明成分はありますが、天然物にはよくあること。 #シリカシンター
粉末X線回折パターンを取り、2
(出典先)https://twitter.com/fluor_doublet/status/1120983680581681153


というわけで、シリカシンター中の結晶性成分はモルデン沸石を主体とする沸石岩のようです。なるほど。ゼオライトという話どおりですね。 #シリカシンター
シリカシンター中の結晶性成分はモルデン沸石2
(出典先)https://twitter.com/fluor_doublet/status/1120984254098206720


ちなみにモルデン沸石の結晶構造を借りてくると、こう。え。どこに六角形が入ってるって?間違い探しですかね。https://www.acsmaterial.com/blog/index/view/id/29/ 』
ちなみにモルデン沸石の結晶構造を借りてくると2
(出典先)https://twitter.com/fluor_doublet/status/1120985345158332417


焼成温度に関しては、モルデン沸石は高温で灰長石ができてきます。https://www.chempap.org/file_access.php?file=413a351.pdf これが800℃内外。しかしX線回折で灰長石は見えてこないので、実際の加熱温度は800℃より下です。フライパンで加熱すると水が抜けて重量減があるって話ですから、実際には300℃ぐらいでしょうか。

(転載ここまで)



【今後の行方】氏が、シリカシンターの原料だとして主張されていたアルミノケイ酸ナトリウムについて


(関連記事)
衝撃!! シリカシンターの原料は、厚生労働省が食品添加物として認可していない使用不可とされている、アルミニウム含有のアルミノケイ酸ナトリウムだった!?

(関連動画)




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アルミノケイ酸ナトリウムに関する具体的な事は、記事や動画を見て頂ければわかると思います。


今まで、アルミノケイ酸ナトリウムというのは、アルミノケイ酸塩の一種で、長石(なかでも斜長石)の主成分、ゼオライトとは全く無関係の成分だと思い込んでいたわけですが、調べたところ、まず、アルミノケイ酸塩の話からすると、アルミニウムとケイ素と酸素を主成分(他にもいろいろと含まれている模様)として、その中にアルミノケイ酸ナトリウムやアルミノケイ酸カルシウム、他その混じりなどが沢山あるようです。

そして、そのうち特定の構造を持っているものがモルデン沸石(モルデナイト)であり、クリノプチロル沸石
猫のトイレ用の砂などに利用されることが多いようです)である、ゼオライト(カゴ状の骨格を持つ物質の総称)と呼ばれる仲間とのことです。 またこれは、成分と構造から定義されるとのことです。


つまり、アルミノケイ酸ナトリウムというのは、『組成の化学的な名付けかた』の事で、
仮に、シリカシンターというアルミノケイ酸塩鉱物の組成がアルミノケイ酸ナトリウムであるなら、【今後の行方】氏の主張は間違ってはいないと思いますが、

シリカシンターとゼオライトの違い

上記は、おそらく、99.9%の確率でシリカシンター販売会社又は製造会社の関係者であるというのが濃厚な【今後の行方】氏が作成した抗弁書だと思われますが(隅に『店主』と書かれてある)、SS(シリカシンター)の原料『天然アルミノケイ酸塩』とゼオライトは別物!!と抗弁されています。

100円ショップとかホームセンターという、余計な名称を省いて、ズバリ!ゼオライトとは別物!と表現されていますが、今回、この抗弁は見事に打ち砕かれてしまい、
シリカシンターの成分(原料)は、天然のゼオライト(モルデン沸石を主体とする沸石岩)という事が専門家によって明らかにされてしまいました。

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これが、ゼオライトに似ていると言われるシリカシンターです。
※あくまでも「似ている」であり、「同じだ」と断定しているわけではありません。また、私が所有するシリカシンターではなく、ネット上で見つけたものです。

つまり、『店主』の抗弁からすると、当初の【噂(ゼオライト説)】は、当たっていたわけです!


ただ、100円ショップやホームセンターで販売されているゼオライトとは違う、別物、ということになると、また話がややこしくなる。 直に手にしたことがないのでよくわからないですが、仮に、人工的なゼオライトであるなら、シリカシンターは天然のゼオライトであるため、「ゼオライトだけど、100円ショップやホームセンターで売られているゼオライトとは別物!違う!」と抗弁するのは理解できますが、彼らの違う!別物!という、その意味がいまいちわかり辛い。


なにはともあれ、専門家の方により粉末X線回折でシリカシンターの成分が、天然のゼオライトであるということが明らかにされたのは紛れもない事実。 これはもう、どうあがいても否定のしようがないことです。




まとめ



★シリカシンター対する読者の大いなる勘違いの解説
#シリカシンター は薬でもサプリでもないのです。

天然の鉱物(アルミノケイ酸塩=ゼオライト)から、ケイ素は水に溶けないし、身体への吸収もほぼなく、ケイ素による健康効果は見込めないと指摘され、どうやってシリカシンターを売り込むか考えあぐねた挙句の「ニュートリノ」「常温核融合」で人間の細胞を活性化させたり、放射性物質を別の安全な物質にするという、アクロバティック・シリカシンターあげあげ口上に移行したのだと思います。(あくまでも推測)

今回、シリカシンターの原料(成分)が、猫のトイレ砂や熱帯魚などアクアリウムでよく使用されるようなゼオライトがシリカシンターの原料だとわかり、現時点では数百人の方が分析を行った専門家の方のツイートをリツイートされ、沢山の方に知れ渡っていることと思います。 

ゼオライトからニュートリノが発生し、放射性物質を別の物質に変えたり(無害化)、細胞を活性化なんて話、聞いたことねーよ!!っていう人も出てきて、もう完全に信憑性は失われるでしょう。


まず、シリカシンターとは、なんであるか!というのを知ることがポイントで、後は個々の判断に委ねるしかないですが、なにか謎めいたものとして認識されていた時より、冷静に判断できるのではないかと思います。 それによって大切な財産や身体を守ることもできます。

ひとまず、シリカシンターに関する、最も大きな問題はこれで解決したと思います。

シリカシンターの分析を積極的に行って下さった、専門家の方に感謝いたします★


ということで、今回はここまでとなります。
今日もお読み頂きまして、有難うございました。




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※シリカシンターについての説明は、こちらの記事をご覧ください。





序文


#シリカシンター は薬でもサプリでもないのです。人間の細胞を正しく働かし元気に動かすエネルギー発生させる機能を持っているのです。体内では、常温核融合&分裂が行われ自分の体に必要な元素を作り出します。常温核融合&分裂を起こさせるからセシウムなど放射性物質を別の安全物質にします。」出典先はこちら⇒ https://twitter.com/way_of_tomorrow/status/984826934767927296

上記は、シリカシンター製造、販売会社とは関係がなく(自称)、シリカシンターに心底惚れ込み、日本で最初にツイッターを使用して紹介したと自称する、【今後の行方】氏の主張です。

また、【今後の行方】氏は、このようにも主張しています。

シリカシンター対する読者の大いなる勘違いの解説‼️ 未だ、SSの成分のケイ素化合物やケイ素自体が薬の様に作用していると思っておられる方が大半と知り残念! 正解は⇒『SSからニュートリノと言うエネルギーが出るから』なのです。エネルギーなので放射能の無毒化、体内で水素発生が可能なのよ。」出典先はこちら⇒ https://twitter.com/way_of_tomorrow/status/928662503822802945

シリカシンターの成分であるケイ素化合物やケイ素自体が薬の様に作用しているのではなく、シリカシンターからニュートリノというエネルギーが体内で水素を発生させ(常温核融合&分裂)、人間の細胞を正しく動かしたり、また放射能を別の安全な物質に変化させ、無毒化する、というような主張をしたいのだと思います。

まるでシリカシンターは【神薬】かのような言い分ですが、これらの主張を根拠づけるものは、何一つ存在しません。


しかし、この主張(ツイート)に対して200以上もの【いいね】がされているのには驚きました! 信じるのはその人の自由ですが、
あまりにも思考停止しすぎてはいませんか?と大きな疑問をもちました。 しかも、このような【今後の行方】氏の真偽不明な主張を鵜呑みにし、シリカシンターの購入に踏み切ってしまう人が結構存在するようです。

このような状況を危惧し、動画を作成し、この動画の内容を記事にしました。




【疑わしい】シリカシンターからニュートリノが発生し、人間の細胞を正しく動かし、元気に動かすエネルギー発生させる機能を持っているというのは本当か!?





【疑わしい】シリカシンターからニュートリノが発生し、人間の細胞を正しく動かし、元気に動かすエネルギー発生させる機能を持っているというのは本当か!?』 YouTubeのアドレスはこちら⇒ https://www.youtube.com/watch?v=VYsoF4Zj1xY&feature=youtu.be


上の画像の内容を、改めて記事にしたものです。

転載ここから

動画作成と周知の目的


シリカシンターという、国産天然アルミノケイ酸塩焼石、ケイ素溶出セラミックとして製造、販売されている商品の機能や効果効能について、製造、販売会社とは無関係だと主張し、このシリカシンターに心底惚れ込み、日本で最初にツイッターを使用して紹介したと自称する、ツイッター上のアカウント名である『今後の行方という方の主張を中心に取り上げ、主張のほとんどが明確な根拠のない、真偽不明なものであり、安易に鵜呑みにして大切な財産や健康を損ねないようにという意味を込めて動画を作成し、周知するものです。



シリカシンターとは


まず、シリカシンター(天然国産アルミノケイ酸塩焼石、ケイ素溶出セラミック)に関して少々説明させて頂きますと、『水溶性ケイ素の約1/300の安さ 150mg/Lの高濃度のケイ素水を1リットル分が⇒僅か3円以下の格安で 1袋で6年以上飲める 珪素溶出セラミック(◆100均などで販売されている『ゼオライト』ではありません。)《★説明書は、画像の商品袋に在中!》と、ネット上などで販売されているものですが、量は1,100g、価格は6,000円となっています。

外見は、例えば100円均一のお店や他市販で安く販売されているゼオライト(沸石)にとてもそっくりで、具体的な原料は表示されていないため、一時ネット上で「原料はゼオライトではないか?」という噂がたちましたが、ツイッター等を使用しシリカシンターの普及活動のような事をされている【今後の行方氏】をはじめとする幾人かの集団が噂を激しく否定、【今後の行方氏】によると真の原料は『アルミノケイ酸ナトリウム』だというのです。


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シリカシンター の 原料の安全性!5
(出典先)シリカシンター の 原料の安全性!

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これが、ゼオライトに似ていると言われるシリカシンターです。
※あくまでも「似ている」であり、「同じだ」と断定しているわけではありません。また、私が所有するシリカシンターではなく、ネット上で見つけたものです。




アルミノケイ酸ナトリウムというのは、特にEU(欧州連合)などで食品添加物として認可され使用されている模様ですが、日本では、現在、使用不可となっており、厚生労働省は2018年10月17日に、国際汎用添加物指定に向けた取組の中断を公表していた模様です。

中断した理由としては、「アルミニウム摂取量の低減が国際的に進められている状況や使用量の厳格化等を踏まえ、必要性が認められなくなった」という事の様です。アルミノケイ酸ナトリウムには、世界的にも危険視されているアルミニウムが含まれています


このような、アルミノケイ酸ナトリウムが原料とされるシリカシンターですが、問題ないのでしょうか? そして、このシリカシンターからニュートリノというエネルギーが発生し、放射能を無毒化したり、体内で水素を発生させたり、人間の細胞を正しく元気に動かすなどと【今後の行方氏】はツイッター上で主張されておられます。 製造、販売会社とは無関係だとの主張もされている方がこのように述べているわけです。 しかも、これを根拠付ける証拠は一切存在しません。

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★シリカシンター対する読者の大いなる勘違いの解説
#シリカシンター は薬でもサプリでもないのです。


【今後の行方氏】は、「体内では、常温核融合&分裂が行われ自分の体に必要な元素を作り出します。常温核融合&分裂を起こさせるからセシウムなど放射性物質を別の安全物質にします」などと述べておられますが、これも何の根拠もなく主張されているものであり、真偽不明な情報です。

このような情報に疑義をとなえると、「ツイートをする限りは、嘘偽りを言わないジャーナリスト魂で書いているので私を愚弄する冒涜RT者は断じて許さん」と激しく反発されている模様。

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そして、このような主張もされておられます。
もっと私の過去のSS(シリカシンター)に関するツイート読んで しっかり理解してアホな輩から何を言れても微動だにしない「SSへの信頼」を持って下さいね 中途半端は人生の負け!! SSは最高だ!!と⇒断じて行えば鬼神もこれを避くだぜ

つまり、主張には何の根拠もないが、嘘偽りを書かないジャーナリスト魂で行うツイートを読んで理解し、SSへの信頼を持ち、SSは最高だと断じて行えば病気にはかからない、という事が言いたのだと思いますが、まるでどこかの怪しい宗教の教えのような言い分です。

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これまで紹介した【今後の行方氏】の、例の根拠もない主張を鵜呑みにし、シリカシンター等の購入をされる方が結構存在するようですが、まず、シリカシンター、他商品は飲食用にと販売されているものでもありますので、製造、販売会社とは無関係を主張している、自称、単なる愛用者で紹介者という立場でしかない人の、何一つ根拠のない情報を安易に鵜呑みにせず、まず情報の精査をし、ご自身の体を守るための努力を行って頂きたいと思います。情報の精査をした上で、それでもシリカシンターを試してみたいと思われるなら、自己責任の上で試せば良いと思います。



ニュートリノについて


さて、ここから少しニュートリノについて書かせて頂きます。
ニュートリノフロンティアの融合と進化というサイトによりますと、ニュートリノとは、『「ニュートラル=電気を帯びていない」「イノ=(イタリア語で)小さい」という意味の名前を使った、素粒子のひとつ』とされており、素粒子とは、物質を構成する最小の単位で、詳しくは『ニュートリノって何?で検索されるとページが表示されると思いますので、ご覧になってみてください。

※ニュートリノフロンティアの融合と進化 「ニュートリノって何?」は以下のページでご覧いただけます。⇒ https://www-he.scphys.kyoto-u.ac.jp/nufrontier/neutrino.html


そして、実は、私たちの周りにはたくさんのニュートリノが飛び交っています。太陽が熱を生み出す過程や星の一生で最後に起きる超新星爆発、原子力発電所などでたくさん生み出されています。1秒間に約100兆個ものニュートリノが私たちの体を通り抜けているのですが、私たちがそれを感じることはありませんし、害もありませんと説明がなされています。この説明を鑑みると、わざわざ、ニュートリノが発生するとされるシリカシンターのケイ素水などを飲用しなくても良いのではないか?とさえ思いました。


また、シリカシンターの一番のウリとして、水道水に含まれる塩素化合物物(販売店広告ではカルキと表現)を約5分で消滅させるというものですが、この実験を行ったところ、1時間以上経過しても消滅しないというのを身をもって体験しております。 詳しくは、『⑧シリカシンター 残留塩素消滅実験(シリカシンター水 約1時間放置バージョン・clear/2018年12月13日)』で検索して頂くと動画を見ることができると思います。放射能を無毒化するという割には、塩素化合物でさえなかなか無毒化できないので、疑わざるを得ないのです。


また、ニュートリノが発生し、放射能を無毒化、他の安全な物質に変化させたり、細胞を活性化云々の説明に使用されている画像が存在するのですが、使用されている画像の中に、『2002年8月2日(金)の「産業技術総合研究所 関西センター 一般公開」で公開』されたとされる鉱物の結晶構造画像(オパールと表示されていますが、オパールは結晶構造を持たないので別の結晶構造に代えて表示)、これは『結晶構造ギャラリー』というサイトに掲載されているものですが、この画像にそっくりなものが使用されていたり、他には、【3.SiO2と珪酸塩鉱物の基本構造】というサイトに掲載されている画像とそっくりなものが使用されています。

※『結晶構造ギャラリー』というサイトはこちら⇒ https://staff.aist.go.jp/nomura-k/japanese/itscgallary.htm

【今後の行方】氏や、パワーサイレックスのページ(シリカシンターによるカルキ消滅の説明)で説明のために使用されている画像にそっくりなものがこちら⇒ https://staff.aist.go.jp/nomura-k/common/STRUCIMAGES/10-Opal.gif

※『3.SiO2と珪酸塩鉱物の基本構造』サイトはこちら⇒ http://www.asahi-net.or.jp/~up5s-andu/SUISHO/03_kouzou.htm

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※【今後の行方】氏が説明に使用している画像です。

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※こちらの画像は、『3.SiO2と珪酸塩鉱物の基本構造』というサイトに掲載されている【図 3-1 “SiO4四面体”の構造】にそっくりです。
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※こちらの画像も『3.SiO2と珪酸塩鉱物の基本構造』というサイトに掲載されている画像【図 3-2 珪酸塩鉱物の各種連結方式(略図)】にそっくりです。
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※これは、『結晶構造ギャラリー』というサイトの【4.誕生石 オパール】の画像にそっくりです。


因みに、シリカシンターによるカルキ消滅の件について、某販会社のシリカシンター販売ページでも、同じような画像が使用され説明されてありますが、『3.SiO2と珪酸塩鉱物の基本構造』とは全くの無関係のようです。(結晶構造ギャラリーとも無関係だと思います) まぁ、何が言いたいのか、というのは、ここでは述べません。 皆さまのご想像にお任せ致します。



まとめ


さて、日々、奇をてらうような、真偽不明なシリカシンターに関する情報が、今後の行方氏のツイッター等から出ていますが、この動画をご覧になられた方はどう思われましたでしょうか?

信じるか、信じないかは個人の自由です。しかし、お金を払って購入し、身体に入れるものですので、大切な身体を守るためににも曖昧なままで済ませず、まずは疑いの目を持ち、情報の精査を行い、それで納得がいけば自己責任で試してみるのも良いかもしれません。


シリカシンターを購入された方の中には、様々な健康効果などを体験しという口コミもありますが、個々それぞれ体質や、生活環境、食生活の違いもあり同じように体験できるわけではないと思われますが、ただその口コミにも根拠がなく、本当かどうかは不明な状況です。つまり、良い口コミなども安易に鵜呑みにせず、まずは本当なのだろうか?という疑問をもち、情報の精査をして頂きたいと思います。安易に信用しないことです。 自分の財産や身体を守るのは、自分自身でしかないと思います。

(転載ここまで)




まとめ


意外に多いようです! どこの誰だかわからない人物の、しかも何一つ根拠のない、奇をてらう真偽不明な情報を鵜呑みにしてシリカシンター等の商品を購入される方が・・・。

別に、鵜呑みにして購入されるのは個人の自由ですし、本来、他人があれこれと、とやかくいう様な筋合いはないのだろうと思いますが、あまりにも矛盾が多すぎて、黙ってはおれない!という状況です。


例えば、【今後の行方】氏は、シリカシンターに含まれるケイ素化合物等自体に効果効能はなく、ケイ素から発生するニュートリノというエネルギーの作用により、様々な効果を及ぼす的な主張をされていますが、1つ例にとると、【放射能を無毒化する】とも主張していますが、ならば、なぜ【水道水に含まれる塩素化合物(要するに次亜塩素酸、次亜塩素酸イオンなどの殺菌消毒成分である遊離残留塩素)】は、なかなか無毒化(分解除去)できないのか? 現実には、5時間以上経過してもカルキ(塩素化合物)を無毒化できない。DPD試薬で検査したところ、5時間後のシリカシンター水は、ピンク色に染まり、塩素化合物は消えていなかったという体験済みです。

このような矛盾が現実に存在するので、塩素化合物でさえ無毒化できないものが、ましてや、放射能など無毒化できるはずがないだろう!!と思うわけです。


まずは、ほんの少しでも良いので、疑問を持ってほしい、情報の精査くらいはして頂きたいと思います。 調べたけど、情報は出てこない、真偽不明な状況の場合、個々の判断に任せるしかないのですが、まずは、なんの疑問ももたず、そのまま鵜呑みにして行動を起こすようなことだけは避けて頂きたいと思っています。

シリカシンターは、身体に入れるものですし、【今後の行方】】氏は、アルミニウム含有のアルミノケイ酸ナトリウムが原料だと公に公表していますが、これは何度も書いて発信してきたように、厚生労働省は指定添加物として認めていないものです。

認めていないのは、アルミニウムに関する事情があるからで、【今後の行方】氏などがいうような安心安全とは言えないというのが現実で、特に、シリカシンターパウダーのように、アルミノケイ酸ナトリウムをそのまま粉末にして、食べ物に振りかけたり、飲用に供するようなものでは決してないはずです。

アメリカでは抗癌剤の代わりに、このアルミノケイ酸ナトリウムが薬に利用され、癌患者を回復させたなどの主張もしているようですが、このような情報は一切でてきません。 普通なら、少なくとも一つや二つ、情報は出てきてもおかしくないのですが、一つとしてでてこない。 つまり、このような事実は、現実には存在しないからでしょう。 アメリカで抗癌剤が禁止されたなどという主張もデタラメだという事が明らかになりましたし、多分、デタラメだと思います。


ということで、今回はここまでとなります。
今日もお読み頂きまして、有難うございました。




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※シリカシンターについての説明は、こちらの記事をご覧ください。





序文


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シリカシンター(国産天然アルミノケイ酸塩焼石)という、『水溶性ケイ素の約1/300の安さ 150mg/Lの高濃度のケイ素水を1リットル分が⇒僅か3円以下の格安で 1袋で6年以上飲める 珪素溶出セラミック(◆100均などで販売されている『ゼオライト』ではありません。)』と銘打って販売されている、この鉱物の
一番のウリは、『水道水に含まれる塩素化合物を破壊し、水道水を安心なミネラルウォーターに変化させる事』らしいです。(自称、製造、販売会社とは無関係であり、シリカシンターをこよなく愛し、普及活動を行っている集団の元締め的存在の【今後の行方】氏による主張)


シリカシンター販売店のサイトにも以下のように広告されています。


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昨日、気が付いたのですが、上記の広告が下のように変化しています。

一番に気になる「水道水の消毒に使うカルキ」は、
(出典先)http://www.powersilex-shop.com/shopdetail/000000000014/ct6/page1/order/


一番に気になる「水道水のカルキ=塩素分」は、たったの約5分で消滅します。』という広告から、『一番に気になる「水道水の消毒に使うカルキ」は、たったの約5分で消滅します。』に変化。


【塩素分】という語が消え、『消毒に使うカルキ』に変化していますが、現在の水道水殺菌消毒処理には、カルキ(次亜塩素酸カルシウム)は使われておらず、主に次亜塩素酸ナトリウムが使用されているので、水道水にはカルキは含まれていないことになります。


つまり、「水道水の消毒に使うカルキ」を、たったの約5分で消すという広告には、問題があると思います。(以前の広告も同様ですが)

水道水に含まれていないものを消すと広告するのは、虚偽表示、又は不当表示が問われます

まぁ、慣例的に次亜塩素酸ナトリウムも含め、『カルキ』と一般社会では認識し呼んでいるので、そういう意味では間違ってはいませんが、物質的観点からすると間違っているので、問題はあると思います。


さて、カルキ(殺菌消毒に使用される塩素化合物で、遊離残留塩素)は約5分程度で消えるそうですが、これがまた現実的ではなく、約5分程度では消えません。 1時間以上経過しても消えません。 実験済みです。⇒ 【⑧シリカシンター塩素消滅実験シリーズ】水道水の残留塩素消滅実験 8回目(シリカシンター水 約1時間放置バージョン・clear)


実は、動画にしてアップはしていませんが、1時間どころか、5時間以上経過しても消えません。

というか、現在の水道水にはカルキは含まれていないので、カルキを消すことなど不可能ということになりますが(笑)、仮に、シリカシンターがカルキ(次亜塩素酸カルシウム)にしか反応せず分解できなければ、現在の水道水には対応できないということにもなります。 つまり、1時間経っても、5時間経っても消えないのは当然なんだということに。



さて、「約5分で塩素は消えない」「約5分で残留塩素は消えない」と主張すると、シリカシンター普及者集団の元締め的存在である【今後の行方】氏から営業妨害とか、誹謗中傷、名誉棄損だといって不当な批判や、訴訟をちらつかせて圧力を受けます。(私も経験済み)

彼らの言い分は、「カルキは消すが、体に必要な塩素は消さない」というものですが、最初は意味不明で、何を言っているのか理解できず、理解に相当苦しみましたが(笑)、最近になってようやく理解できるようになり、今後、同じような人が彼らから不当な批判や圧力を受けないようにするための方法として動画を作成し、その内容を改めて記事にしました。





カルキ(塩素分)消滅の件で、シリカシンター普及者集団から不当な批判と圧力を受けない為の防御方法





今の水道水には、カルキは含まれていない事を知らないであろう、シリカシンター普及者集団へ贈る動画』 YouTubeのアドレスはこちら⇒ https://www.youtube.com/watch?v=SV1usheA0uo&t=618s


上の画像の内容を、改めて記事にしたものです。

転載ここから

動画作成の目的


この動画は、シリカシンター(ケイ素溶出焼石) という、水溶性ケイ素の約1/300の安さ、150mg/Lの高濃度のケイ素水を1リットル分が、僅か3円以下の格安で、1袋で6年以上飲める珪素溶出セラミックと銘打って販売されている国産天然アルミノケイ酸塩鉱物であり、具体的な原料は、厚生労働省が指定添加物等に認可していない、使用不可とされているアルミノケイ酸ナトリウム(別名は、ケイ酸アルミニウムナトリウム)のようです。

原料に関しては、ネット上などでシリカシンターを推進し、普及する集団の主張を参考にしているものであり、この集団は、自称ではありますが、シリカシンターの製造、販売会社とは無関係を主張している人たちで、当の製造会社や販売会社は、具体的な原材料名を明らかにしておりません。


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シリカシンター の 原料の安全性!5
(出典先)シリカシンター の 原料の安全性!


この、シリカシンター製造、販売会社とは無関係を自称する、シリカシンターを普及する集団には、お題目のような発言があります。 それは、「シリカシンターは、カルキを消すが、身体に必要な塩素は消さない」というような発言です。

どういう事かと言いますと、シリカシンターの一番のウリは、水道水に含まれている殺菌成分(塩素化合物)を、たったの約5分で消滅させることらしいのですが、私自身、幾度か実験をやってみたのですが、1時間以上経っても塩素化合物は消えないという実体験をしておりますが、このことを普及者集団の元締めのような存在である【今後の行方】というツイッター上のアカウント名である人物に伝えると、例の御題目のような発言が返ってくるのです。

まず、彼らの発言は、普通の人には簡単には理解できないものであろうと思います。私自身、最初、何を言っているのか全く理解できず、理解するのに相当の時間を要しました。(苦笑)

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シリカシンターを誹謗中傷する人の中で、
SSは体に悪いカルキは消すが体に必要な塩素は消さないと理
私や今後さん、PS社のホームページでは『シリカシンターは水道
#シリカシンター はカルキを分解するのはもちろん、放射能を無

カルキは消すが、体に必要な塩素は消さない」というのは、まだマシで、普及者集団の中には、シリカシンターが「放射能を無毒化」という主張をする人もいますが、この放射能云々に関しては、全く証拠はありません。

このような言い方をしてしまうと大変失礼に当たるでしょうが、普通の人からすると【トンデモ集団】に見えるのではないかと思うほど、常軌を逸している発言の多い集団でもあります。

さて、いったい、シリカシンター普及者集団のいう 「カルキは消すが、体に必要な塩素は消さない」とはどういうことか、 これを解き明かし、普及集団から不当な批判や圧力を受けないよう、臆することなく真っ当な主張が出来るようにするために作成した動画です。



カルキについて


カルキというのは、以前、水道水などの殺菌消毒剤として使用されていた次亜塩素酸カルシウムという塩素化合物をカルキと言いますが、現在では次亜塩素酸ナトリウムという塩素化合物が主に使用されており、カルキというのは使用されていないようですので、現実には、カルキというものは水道水には含まれていないというkとになります。

なぜ次亜塩素酸カルシウムが、カルキといわれるのかというと、ドイツ語のChlorkalk(クロールカルキ)を略してカルキと呼ばれているようです。化学式はCa(ClO)2 その他にも、さらし粉、漂白粉、クロール石灰、塩化石灰ともいわれているようです。


カルキ(次亜塩素酸カルシウム)の製造方法は、水酸化カルシウム(Ca(OH)2:消石灰)
に、塩素分子(Cl2、二塩素、塩素ガス)を吸収させて製造されるようです。

その性質としては、175℃以上で 急速に分解し、酸と接触すると急速に分解する。 また 塩素及び酸素を生じるとされています。 あと、アンモニア、アミン、窒素化合物及び他の多くの物質と 激しく反応したり、金属やプラスチックを犯すといわれています。 危険性としては、火災や爆発の危険を生じるとされています。

このようなカルキ(次亜塩素酸カルシウム)ですが、先に述べたように、現在使用されているのは、主に次亜塩素酸ナトリウム(化学式は NaClO で、次亜塩素酸ソーダとも呼ばれる。)で、カルキは使用されていないようですので、水道水には含まれておらず、シリカシンター普及者集団のいう 「シリカシンターはカルキを消すが、体に必要な塩素は消さない」という発言は、現実にそぐわないものです。



次亜塩素酸ナトリウムについて


水道水の殺菌消毒に主として使用されている、この次亜塩素酸ナトリウムですが、水酸化ナトリウムの水溶液に塩素分子(Cl2、二塩素、塩素ガス)を通じて得られる。 常は水溶液として貯蔵、使用される。水溶液は安定で長期保存が可能だが、時間と共に自然分解し酸素を放って塩化ナトリウム水溶液(食塩水)に変化していく。 また、不均化も発生する。高濃度の状態ほど分解しやすく、低濃度になると分解しにくくなる。高温や紫外線等で分解が加速するため、常温保存では濃度維持が難しい。 (Wikipediaより)

このような次亜塩素酸ナトリウムですが、勿論、次亜塩素酸カルシウムとは全くの別物ですが、一般的には慣例的に『カルキ』とも呼ばれており、「カルキを消す」という普及者集団の言い分は妥当しますが、実質的にはそぐわないものです。



    シリカシンター普及者集団のいう『カルキ』と『塩素』について


    シリカシンター販売店広告にある 『一番に気になる「水道水の消毒に使うカルキ」は、たったの約5分で消滅します。』について、「約5分程度では塩素は消えない」 「1時間以上経過しても残留塩素は消えない」と主張すると、製造、販売会社とは無関係の、単なる普及者という立場の者たちは、「シリカシンターはカルキをを消すが、体に必要な塩素は消さない」となぜか抗弁し、まだこれだけならいいですが、

    【今後の行方】という人物などは、 「塩素が消えないという間違ったツイートは営業妨害だ、誹謗中傷だ!名誉棄損だ!」といい訴訟をちらつかせ、圧力をかけてくる。 製造、販売会社とは無関係を自称する、単なる普及者でしかないにもかかわらずです。 普通、このような人に法律は訴権を与えていないので、全く持っておかしなはなしです。

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    誹謗中傷、名誉棄損、営業妨害をやれば、どれほどの刑罰


    さて、彼等、シリカシンターを推進し普及活動をしている人たちのいう『カルキ』と『塩素』について、Wikipediaや販売店のページで解説されている文章をよ~く読んでみたところ、やっと理解できたような気がします。

    まず、彼らのいう『カルキ』とは、【塩素化合物】のことであり、すなわち、残留塩素、中でも、遊離残留塩素であることがわかりました。 遊離残留塩素というのは、水道法施行規則 第17条の第3号で 『給水栓における水が、遊離残留塩素を0.1mg/l(結合残留塩素の場合は、0.4mg/l)以上保持するように塩素消毒をすること。』として明文化されている殺菌消毒成分であり、これは次亜塩素酸と次亜塩素酸イオンを示し、有効塩素ともいわれるものです。

    シリカシンター販売店のページでも、これを示すような文章が確認できます。

    水道水のカルキ(塩素化合物)は消滅1


    では、彼らの言う 「塩素は消えない」という塩素とはなにか!?

    これも先に示した画像に示されていますが、どうも次亜塩素酸などの遊離残留塩素が分解された後に残る【塩素イオン(Cl-)】だと、販売店のページに記載されているようですが、実際は、塩素イオンはCl+を指し、他、塩化物イオンというものがあり、これがCl-を指しますので、誤表記だと思います。 正しくは、塩化物イオンだと思います。

    この塩化物イオンというのは、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩等として自然界に広く存在しているおのでもあり、ネット上で見つけた国土交通省資料には、「塩化物イオンは水中に溶解している塩化物の塩素分のことで、水中で分解されたり、沈. 殿したりすることなく水中にとどまっている」と明記されています。 また、「用途としては、塩化ナトリウムとしてそのまま食品工業等で使用されるほか、塩酸、水酸化ナトリウム等の製造原料に使用される。」とも明記されています。

    まぁ、危険な物質ではないようですが、この塩化物イオンにういて、普及者集団は「塩素」と表現していたようです。


    ということは、遊離残留塩素というのは、一般的に【塩素】と簡単に表現されていますから、「約5分で塩素は消えない」という主張は、別に間違ってはいないですし、営業妨害と
    か、誹謗中傷とか、名誉棄損などと不当に批判される筋合いはないですし、誰も、塩化物イオンが消えないと大騒ぎをしているわけではないのです。

    それを一方的に、塩素(塩化物イオン)が消えないというのは間違っている!営業妨害だと、何の脈絡もなく否定し、遊離残留塩素は消すといわず、カルキを消すとしか言わない、まるで言葉遊びをして誤魔化しているかのようで、ハッキリ言えば不愉快でなりません。

    そもそも、DPD試薬には、遊離残留塩素検査用か、又は結合残留塩素を含む全ての残留塩素を測定する試薬しか存在せず、【カルキ測定用試薬】と銘打ったDPD試薬は存在しないのです。



    まとめ


    まとめると、シリカシンター普及者集団のいう 「カルキ」とは、水道水の殺菌消毒成である塩素化合物、つまり遊離残留塩素(次亜塩素酸、次亜塩素酸イオン)であり、『塩素』と
    いうのは、この塩素化合物が分解された後に残る塩化物イオンであるということです。

    これ以外に判断のしようがありません。

    この動画を見られている方で、特にシリカシンター等の購入を考えておられる方、又は、既に購入され使用されている方は、この辺りにご注意ください。 仮に水道水の塩素消滅の件で問題があった場合、塩素化合物、又は遊離残留塩素が消えない!と伝えるようにしてください。「塩素が消えない」などと言うと、一方的に圧力をかけられます。

    一般社会で通用することが、何故かシリカシンター普及者界隈では通用しないのです。

    (転載ここまで)




    まとめ


    長文で読みにくいと思いますし、時間はかかりますが、お暇なときにでも動画を閲覧されたり、記事を読んで頂ければ幸いです。

    1つ、書かせていただくと、現状ではカルキ(次亜塩素酸カルシウム)は使用されていないようですから、「カルキを消す」という主張は誤解を招きますし、シリカシンター普及者集団による、この抗弁にねじ伏せられないようにするには、「カルキは使用されていないのだから、カルキを消すは間違っている」と逆に抗弁できますが、一般社会では、次亜塩素酸ナトリウムも含め『カルキ』と呼ばれているようなので、効力は然程強くはないと思います。

    それよりも、
    水道法施行規則 第17条の第3号で『給水栓における水が、遊離残留塩素を0.1mg/l(結合残留塩素の場合は、0.4mg/l)以上保持するように塩素消毒をすること。』として明文化されている遊離残留塩素(次亜塩素酸、次亜塩素酸イオン)は消えないと抗弁する方が固いと思います。 これは実質、カルキとイコールですから。 又は、塩素化合物が消えないでも良いと思います。

    まぁ、広告にある「カルキは消えない」でも良いと思いますが、正式な名称を出して抗弁する方が固いと思いますが、あらゆる手を使用して誤魔化し、決して認めようとはしないのが彼らの常套手段ですので、注意も必要です。


    ということで、今回はここまでとなります。
    今日もお読み頂きまして、有難うございました。




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    ※シリカシンターについての説明は、こちらの記事をご覧ください。

    今回、以前、注目していた『アルミノケイ酸ナトリウム』に再び目を向け、これを中心に様々な情報を発信しています。

    動画も作成しましたので、ご覧頂けたら幸いです。m(__)m







    厚労省は食品添加物として認可していない(使用不可)アルミノケイ酸ナトリウムについて



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    <<今後の行方氏のツイート内容の引用>>

    アルミノケイ酸塩はアメリカ食品医薬品局FDAで安全宣言済みです!! 更に 欧米で抗癌剤を禁止し⇒癌の治療薬になっているのが「ソディウムアルミシリケイト」という物ですが、日本語にしますと アルミノケイ酸ナトリウムで 別表示ならアルミノケイ酸塩であり これが #シリカシンター の原料です



    さて、自称シリカシンター紹介者(普及者)の【今後の行方】氏のツイートには、「アルミノケイ酸塩はアメリカ食品医薬品局FDAで安全宣言済みです」と書かれてあり、これがシリカシンターの原料だと、ツイッターで発信していますが、因みに【今後の行方】氏によると、原料は企業秘密だと仰っていたと思いますが、いいのでしょうか? 企業秘密をツイッターでばらして? 

    しかも氏は、企業(製造会社、並びに販売会社)とは無関係と主張し、このような立場の人間が企業秘密を知り得ている、しかも、これをツイッターで暴露している、という大変な事態が実際に起こっています。(苦笑)



    また、欧米では抗癌剤を禁止し、と書いておられますが、これが全く現実とは異なり、アメリカでは、アメリカ食品医薬品局(FDA / アメリカ合衆国保健福祉省配下の政府機関)によって、抗癌剤を禁止するどころか、癌治療に使用してもらおうと、沢山の抗癌剤を承認し続けているようです。⇒ 「アメリカで抗がん剤は使われていない」という嘘について

    また、アルミノケイ酸ナトリウム(天然の鉱物では、曹長石など)が、癌の治療薬云々の話は聞いたことが無いし、ネットで調べても全く出てきません。(少なくとも、1つや、2つは出てきても良さそうですが・・。) 要するに、眉唾物のお話だと思います。

    まず、重要な事は、アルミノケイ酸ナトリウムというのは、現状、添加物として厚労省は認可しておらず(指定添加物に認可されていない)、使用不可という状況です。 ましてや食品としての取り扱いなどされてはいないものです。

    (参考)
    ・アルミノケイ酸ナトリウム
    https://www.fcg-r.co.jp/additive/link.cgi?1191.htm


    ですから、アメリカでいくら認められていようが、あくまでも、ここは日本です! 日本では添加物として食品に使用できないし、丸ごと食品として扱い、商品として売り出すのは問題があると思います。



    アルミノケイ酸ナトリウムに関しては、添加物評価書 ケイ酸塩類(ケイ酸カルシウム ケイ酸マグネシウム)という、ネット上で見つけた資料に、以下のように記されてあります。(画像をクリックしていただくと、拡大して見ることができます。)

    アルミノケイ酸ナトリウム Sodium aluminosilicate 1
    アルミノケイ酸ナトリウム Sodium aluminosilicate 2




    『ケイ素溶出セラミック』と銘打っているシリカシンターは、人工物質ではない?


    本当に、【今後の行方】氏が言う、アルミノケイ酸ナトリウムがシリカシンターの原料だとすると、『水、エタノールに不溶』と記されていますので、【ケイ素溶出】という看板は、現実とは矛盾するのではないかと思います。


    シリカシンター が人工物質のその証拠を出せば?
    (出典先)https://twitter.com/vt637pB9S3NgAM1/status/1114828831175532544

    上図は、【銭の饗宴】という、【今後の行方】氏のように、シリカシンターの普及活動をされているような、ツイッター上のアカウントですが、【銭の饗宴】氏は、シリカシンターが人工物質であるということ否定しているようですが、つまり、何らかの手が加えられ、鉱物に含まれている有効成分(ケイ素など)が、水に溶けるよう人工的に作られたものではないということだろうと思います。

    だとすると、シリカシンターが全くの【天然】のものなら、『ケイ素溶出セラミック』という看板は、おかしいのではないかと思います。

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    シリカ(珪素)溶出セラミックスボール(株式会社 リンクスより)

    上記のサイトには、「一番の特徴は、水溶性ケイ素を配合することにより、より安定してケイ素の溶出を可能にしたことです。 」と書かれてあり、「通常溶出することの無い、シリカ(ケイ素)が水中にて溶出する。」とも書かれてあります。

    原材料は、「シリカ溶出セラミックスの原材料として、主成分の石英のほかに天然鉱石(長石・カオナイト・花こう岩)が使用されています。」とあるように、鉱物由来のケイ素(シリカ)溶出セラミックボールについての商品説明ですね。

    つまり、『天然の鉱物』のままではケイ素は水などに溶けないため、人工的に何らかの手を加え、加工処理しなければ【ケイ素溶出】は不可能ということでしょう。 このことからすると、シリカシンターは人工的に加工処理されている人工物質ではなく、天然の鉱物であるなら『ケイ素溶出セラミック』という看板は矛盾するし、おかしいと思います。

    天然の鉱物に含まれているケイ素は、水などには溶けないと言われているように、アルミノケイ酸ナトリウムに含まれているケイ素も同様、しかも、ほとんど体内には吸収されないものですから、ケイ素を売りにして健康効果等を謳うのはナンセンスでしょう。



    ちょっとここで、少しお話が横道にそれますが・・・・

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    上の画像のマーク(青い水)ですが、水溶性珪素umo plus(ウモプラス) (株式会社リンクス)←こちらのサイトに掲載されている青い水の画像と全く同じに見えますが、何か関係があるのでしょうか??

    しかも、『シリカ溶出の開発に成功http://lynx-inc.jp/sm/si.html ←と、こちらで宣伝されてありますが、つまり、水溶性ケイ素等のケイ素が水に溶出すると銘打った製品は、ここが開発元なのでしょうか? シリカシンターとは、一切無関係のように見えないと思うのは私だけでしょうか?




      【今後の行方】氏が主張する、シリカシンターの原料・アルミノケイ酸ナトリウム、含有するアルミニウム、他についての動画




      衝撃!! シリカシンターの原料は、厚生労働省が食品添加物として認可していない使用不可とされている、アルミニウム含有のアルミノケイ酸ナトリウムだった!?


      重要な情報をまとめ、周知拡散しようと思い、上記のような動画を作成しました。

      音声入り(棒読みちゃん使用)ですが、時間の関係上(ユーチューブにアップするには、15分以内が限度)、音声なしの部分もありますが、ご了承ください。

      あと、最後のエンディングでは、音楽も流れますので、音量に注意してください。


      シリカシンター(ケイ素溶出焼石) 水溶性ケイ素の約1/300の安さ 150mg/Lの高濃度のケイ素水を1リットル分が⇒僅か3円以下の格安で 1袋で6年以上飲める 珪素溶出セラミック(◆100均などで販売されている『ゼオライト』ではありません。)《★説明書は、画像の商品袋に在中!》

      上のリンク先、Amazonのサイトには、『原料は、厚生労働省が飲食用を認める安全な食べられる成分『アルミノケイ酸塩』という天然鉱物です!』と表示されてありますが、仮に、【今後の行方】氏のいう、アルミノケイ酸ナトリウムである場合、厚労省は認めていませんので、矛盾があります。


      表1 日本で使用が可能なアルミニウムを含有する添加物
      (出典先)アルミニウムを含有する添加物への対応について(平成 29 年 3 月 10 日現在)表1 日本で使用が可能なアルミニウムを含有する添加物


      他の、アルミニウムを含むケイ酸塩鉱物(厚労省認可の使用可能な食品添加物)ですと、『食品の製造又は加工上必要不可欠な場合以外は食品に使用してはならない。食品の0.50%(チューインガムにタルクのみを使用する場合には,5.0%)以下で
      なければならない。※他の不溶性鉱物と併用する場合はその合計値』という規制が設けられいます。


      認可されている、アルミニウムを含むケイ酸塩鉱物というと、カオリン(高陵土 (白陶土) ともいう。岩石中の長石の分解でできた残留粘土で,一般に白色。主成分はカオリナイト Al2O3・2SiO2・2H2O またはハロイサイト Al2O3・2SiO2・4H2O である。)、活性白土(モンモリロン石を主成分とする酸性白土を硫酸や塩酸で熱処理して得られる)、酸性白土(モンモリロナイトを主成分とするケイ酸塩鉱物の一種で、スメクタイトグループに属する)、ベントナイト(ベントナイトは、粘土鉱物モンモリロナイトを主成分として、石英、α-クリストバライト、オパールなどの珪酸鉱物を副成分として、長石、マイカ、ゼオライトなどの珪酸塩鉱物、カルサイト、ドロマイト、ジプサムなどの炭酸塩鉱物や硫酸塩鉱物、さらにパイライトなどの硫化鉱物を随伴する弱アルカリ性粘土岩の名称をベントナイトという/ 出典先:http://www.hojun.co.jp/bentonite/)、ゼオライトです。


      ペントナイトのところに【長石】とありますが、これは、『複数の鉱物種を総称する鉱物グループであり、アルカリ金属およびアルカリ土類金属などのアルミノケイ酸塩を主成分とする三次元構造のテクトケイ酸塩の一種』とされており、【アルミノケイ酸ナトリウム】は、ナトリウムの多い曹長石の模様。(斜長石(plagioclases)グループ)

      しかし現状、食品添加物としては使用不可という状況です。




      厚生労働省が認可している食品添加物のリスト一覧



      ・指定添加物リスト(規則別表第1)(平成30年7月3日改正まで記載、登録品目数:455品目)https://www.ffcr.or.jp/shokuhin/2018/07/407593771B8750E94925690D0004C83E.html#list_01

      ・既存添加物名簿収載品目リスト

      ・天然香料基原物質リスト

      ・一般に食品として飲食に供されている物であって添加物として使用される品目リスト


      確認したところ、上記、リストのどこにも【アルミノケイ酸ナトリウム】は掲載されておりません。




      まとめ



      仮に! 仮にですが、【今後の行方】氏のいう、シリカシンターの原料が【アルミノケイ酸ナトリウム】だとすると、かなりややこしい問題に発展する可能性があります。

      販売店などのサイトには、『原料は、厚生労働省が飲食用を認める安全な食べられる成分『アルミノケイ酸塩』という天然鉱物です!』と表示されていますが、これ現実とは異なるため、偽装表示
      主に意図的に虚偽の商品情報を表示した場合)又は、不当表示意図的か否かにかかわらず、虚偽表示もしくは虚偽ではないものの不当に顧客を誘引し、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがある表示)に問われる可能性があると思います。

      しかも、厚労省は『飲食用」などとは認めているわけではなく、あくまでも、食品製造の際に用いられる添加物(製造用剤)として認めているのであって(他のアルミノケイ酸塩鉱物類)、尚且つ、厳しい制限を設けているわけです。

      ましてや、【今後の行方】氏のいう『アルミノケイ酸ナトリウム』など厚労省は認めておらず、使用不可という状況ですから、もし原料がこれならば大問題だと思います。


      また、【銭の饗宴】という、言動が【今後の行方】氏に似ており、この人物の複垢ではないかというのが濃厚ですが、【銭の饗宴】氏は、先に述べたように、シリカシンターは人工物質ではないと主張し(つまり、人工的に手が加えられていない天然の鉱物)、『
      ケイ素溶出セラミック』という看板を否定してしまっている状況にありますが、仮にこれが本当なら、同じく虚偽表示、又は不当表示を問われる可能性もあります。


      法的な取り扱いとしては、主に不正競争防止法食品衛生法消費者契約法などに違反する可能性があります。⇒ 偽装表示

      また、シリカシンターの一番のうりとされる(今後の行方氏の発言より)水道水のカルキ(塩素分=塩素化合物=遊離残留塩素:要するに次亜塩素酸、時差塩素酸イオンなどの殺菌成分)を約5分で消滅させるとする広告(シリカシンターの場合)も、現実とは大幅に異なるため、誇大表示の禁止に反している可能性があります。



      ということで、いろいろとややこしい・・・ やっかいな問題がいろいろと出てきましたけど、この記事、そして動画は、あくまでもシリカシンター購入を検討されている方や、現在使用中(飲食中)の方、或いは現在使用を中止している使用経験のある方等に向けて、財産や身体(健康)を守るためにも知ってほしいと思う、重要な情報を公の利益の観点から伝える事を目的として作成したものです。

      宜しければ、拡散して頂ければ幸いです。m(__)m


      ということで、今回はここまでとなります。
      今日もお読み頂きまして、有難うございました。



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